津南キャンプ場について

ブナとミズナラの森に抱かれたニッポンの原風景

かつては修験道の聖地と呼ばれた山伏山に隣接し、ブナ、ミズナラなどの広葉樹の森に囲まれ、眼下には信濃川が育んだ日本最大級の河岸段丘が一望できます。1年の約半分を雪の下で過ごす自然は、逞しく、豊か。5月になるといっせいにその命を輝かせ、秋まで、キャンプ場は圧倒的な生命力に満たされます。多様な小動物や昆虫が生息しており、シーズン中には、山菜採りも楽しめます。日本有数の豪雪地帯だからこそ生まれる美味しい水・お米・お酒や、近隣に点在する温泉巡りも魅力。夏には毎年子どもたちのサマーキャンプが行われたり、３世代でのキャンプを楽しむ方もいらっしゃるなど、どこか懐かしいみんなの故郷のようなキャンプ場です。

施設概要

津南キャンプ場

新潟県中魚沼郡津南町上郷寺石

アクセスを見る

営業時間: 5月から11月上旬（雪の状態により多少前後します）
チェックイン/チェックアウトチェックイン/ チェックアウト: キャンプサイト
チェックイン：13:00～18:00 チェックアウト：12:00
宿泊施設(コテージ・バンガロー・無印良品の小屋・インフラゼロハウス)
チェックイン：15:00～18:00 チェックアウト：11:00
キャンプサイトへの駐車: 2台可能（一部不可の区画あり）
ペット同伴: 可能（一部不可の区画あり）
団体・企業予約: 可能メールにてお問い合わせください。メールアドレス：sales_mujicamp@muji.co.jp

ロケーション

津南キャンプ場が位置する山伏山は、ブナやミズナラ、白樺などの広葉樹林が広がる豊かな森。小動物も多彩で、シーズン中にはキャンプ場内で、山菜採りやキノコ狩りが楽しめます。周辺に点在する温泉巡りの楽しみや、日本有数の米どころならではの味やお酒も、もうひとつの魅力です。

生活文化

日本最長の信濃川とその周りに広がる日本一の河岸段丘があり、肥沃な大地と豊富な水によって生まれるコシヒカリの産地でもある津南町。日本有数の豪雪地としてもその名を知られています。日本百名山の「苗場山」や名水百選「竜ヶ窪の池」など豊かな自然に囲まれ、多い年には4mを超える積雪を記録する一方、夏は30℃を超える真夏日が続くこともあります。新緑の鮮やかな春や、紅葉の美しい秋とともに四季折々の景観を楽しむことができます。

気候文化

この地域の歴史や文化にも豪雪は影響を与えてきました。最も重要な産業であった稲作も、雪解け水による豊富な水があってこそ、といえるでしょう。また、雪に閉ざされる冬には稲作の副産物のわらを使ったわら細工が営まれ、大井平地区で200年の歴史を持つ和紙作りにも雪晒しという形で雪の存在はなくてはならないものでした。ほかにも食料の乏しい冬への備えとして生まれた山菜の保存方法など、津南では雪とともに歩んだ歴史や文化を見ることができます。