南乗鞍キャンプ場について
北に乗鞍岳、 南に御嶽山、 見上げれば満天の星空
北アルプスを代表するこの二大名峰を見晴らす標高約1,600メートルの高原にあります。亜高原帯の植物が彩る約30万坪の場内では、3000m級の山々の迫力や満天の星空など、大きな自然を心ゆくまで楽しめます。ミニディスクゴルフなどのアクティビティも充実。晴れの日には、御嶽山を眺めながらキャンプ場内の露天風呂で体を癒したり、テントサウナでデトックスしたり。ソロやデュオで楽しむ方も、毎年多く訪れます。
施設概要
南乗鞍キャンプ場
岐阜県高山市高根町子ノ原高原
- 営業時間
- 5月上旬から11月上旬(雪の状態により多少前後します)
- チェックイン/チェックアウトチェックイン/ チェックアウト
- チェックイン:13:00~18:00 チェックアウト:12:00
- キャンプサイトへの駐車
- 1台可能
- ペット同伴
- 可能(一部不可の区画あり)
- 団体・企業予約
- 可能 メールにてお問い合わせください。 メールアドレス:sales_mujicamp@muji.co.jp
ロケーション
乗鞍岳と御嶽山の眺望がともに楽しめる南乗鞍キャンプ場は、夏も涼しい標高約1,600mの高原。キャンプ場としては日本最大級の100万㎡の広大な敷地には、県指定天然記念物のレンゲツツジ、マツムシソウや亜高山帯の植物が自生し、貴重な自然が横たわっています。サイトも多彩で、明るい草原から林の中まで、好みに合わせて選ぶことができます。
生活文化
「山の国・木の国飛騨」では、山と木、そして人は切っても切れない関係です。自然の恵みや季節の移ろいを巧みに利用した漬け物や木製の民具と家屋は、自然のリズムを知りつくした先人によって完成度を高めてきました。県境に位置する南乗鞍では、岐阜県側で盛んに行われていたワラビ粉作りの他に、胃腸薬として使われていた陀羅助作り、蕎麦打ちや木の実を発酵させた種で作るすんき漬け、蜜蜂の飼育、メンパと呼ばれる木製の弁当箱作りなど、長野県とも文化交流が行われていました。今では影を潜めたものもありますが、特徴ある文化を垣間見ることができるでしょう。
気候文化
奥穂高岳(3,190m)、焼岳(2,455m)、御嶽山(3,067m)等、北アルプスの山々の高峰の裾に広がる飛騨地方は、多雪山岳気候に区分されています。乗鞍岳(3,026m)の中腹に位置する南乗鞍キャンプ場では、年間を通じて湿度が低く、夏の平均気温は20℃前後と冷涼で、冬は-20℃以下になることもあります。このような厳しい自然環境は、飛騨川源流域に生息する日本固有亜種のヤマトイワナをはじめ、ツキノワグマやニホンカモシカなど希少な生命を育み続けています。